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2017/12/06 20:35 歴史新刊「蒙古襲来と神風」

「蒙古襲来と神風」 服部英雄著 中公新書 978412102461

日本史の教科書にも載っている「元寇」。
文永の役では、「てつはう:鉄砲」などの新兵器や集団戦法で日本側は苦戦するが、野営を嫌い船に引き上げた蒙古軍を暴風雨が襲い一日で退けた。
弘安の役でも、集結する船団を、またも暴風雨が襲い蒙古軍を全滅させたことになっている。

本当の元寇は、どうだったのか。
何故、フビライは日本を攻めたのか?から始まり、本当に神風は吹いたのかを、通説を検証しながら、歴史の真実に迫る。

2017/11/12 8:02: 歴史新刊「西郷隆盛と勝海舟」

「西郷隆盛と勝海舟」 安藤優一郎著 洋泉社新書 978480031355

西郷隆盛と勝海舟の出会いは、蛤御門の変以後、西郷が第一次長州征伐の参謀に選任された頃である。
幕臣でありながら雄藩連合を支持する海舟との出会いが、西郷を大きく変える。

公武合体から雄藩連合、さらには尊王討幕へと藩を欺いてでも導いていく。
東征軍にあっては、長州らの恨みを抑え、江戸城無血開城を成し遂げた。

幕臣勝、討幕軍西郷、立場の違いを乗り越え、日本国を西洋列国の魔の手から救うために奔走した二人。二人は対極にありながらも、最大の理解者であり続けたのでした。

2017/08/29 19:31 歴史新刊「ハプスブルグ帝国」

「ハプスブルグ帝国」 岩ア周一著 講談社現代新書 978406288442

ハプスブルグという名の国はなかったが、ハプスブルグ家はヨーロッパでもっとも著名な王家の一つである。
16世紀、カール5世の時代には、神聖ローマ帝国皇帝としてオーストリア・ドイツを傘下に入れるだけでなくイタリア、スペイン、ネーデルランド(オランダ・ベルギー)、さらには新大陸、フィリピンまで支配し、「太陽の沈まない国」と呼ばれた。

そのハプスブルク家の起源は、12世紀フランス・ドイツ・スイス三国が境を接するライン川上流の豪族に過ぎなかった。
本著は、ハプスブルク家の由来から、次第に勢力を拡大し大帝国を築き、また衰退していくまでの1000年の物語である。